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ウイルス対策、メガネは大丈夫?石けんとアルコールで消毒しています

新型コロナウィルスは対面販売を基本とするメガネ店にも大きな影響を与えています。

ウィルスに負けないようにアイアイメガネがどのような取り組みを行っているか。今日はその話をします。

文中に「消毒」としている部分は殺菌と抗ウィルスの事を指しています。菌とウィルスは別物なのですが、今回はひとまとめにして「消毒」という表現にしています。

メガネを選ぶとき

メガネは通常、店頭に並んでいるメガネフレームを実際に掛けたり外したりして試着しながら選びます。

これはネット通販ではなかなかできないところです。サイズや形が分かっても、いざ掛けてみると締め付け感があったり、かたむいていたり、イメージと違う!ということが多くあります。

メガネを掛けはずしして色々なフレームを試してみるのがショッピングの醍醐味と言えますが、新型コロナウイルスは他人が触れたものに接触することは良くない事とされています。


アイアイメガネでは、メガネの中で金属製のものは可能な限りアルコールで消毒をしています。

お客様が掛けはずししたもの、曲がってしまって型直しを依頼されたもの、新しく作成したメガネ。これらのもので金属製フレームは全てアルコール消毒しています。


ここで「金属製」と断っているのは樹脂製(プラスチック)や他の素材(竹、べっ甲など)はアルコールが付くと変色したり劣化するフレームがあるためです。


こういったフレームはアルコール消毒ができませんので、こういった製品を使います。


メガネ用の洗剤といわれているものです。

これはアルコールを含まないので、どんなフレームにも使えます。


先日社内でミーティングを行った際に

「洗剤や石けん水で大丈夫なんですか?アルコールでないとウィルスには効かないのでは?」

という質問がありました。


今、市中ではマスクと消毒用アルコールが手に入りづらい状況が続いています。


消毒用アルコールは確かに菌やウィルスに対して有効な手段です。


ただ、どんな状況でもアルコールが万能という訳ではありません。ある状況下では石鹸水や洗剤の方が有効な場合があります。


それは「流水と石けんで手を洗える環境にある」ことです。












WHO「とにかく石けんで手を洗おう」

WHO(世界保健機関)はこのような声明を出しています


このイラストでは石けんで手を洗うことが推奨されています。

「流水と石けん水で手を洗う」ことはウィルスに対しての消毒作用が2つあります。


今回のコロナウィルスも通常のインフルエンザウィルスも、ほとんどのウィルスはRNAという中核を脂肪の膜で覆う構造になっています。脂肪でできた風船の中にウィルス本体のかたまり(RNA)があると考えて下さい。


石けんは脂肪を溶かす働きがあるので、脂肪の膜を溶かされたウィルスはバラバラになって消滅します。これが石けんによる消毒その1です。


さらに石けんには泡とぬめりで手の表面から菌やウィルスを除去する性質もあります。

流水によって洗い流すことによって消毒する。これが石鹸による消毒その2です。


つまり、石けんでの手洗いは「ウィルスは消滅する上に大部分を洗い流すことができる」という高い消毒能力を持つこととなります。


ではなぜ、世の中はこれほどまでにアルコール消毒薬をもとめるのでしょうか?


アルコールの最大の利点は「水がいらない」ことです。

速乾性に優れ、アルコール自体に消毒作用があるのでシートやジェルで手を拭いて数秒後には消毒が完了します。ただ、流水+石けんほどの効果をもたせるには相当細部までアルコールを使う必要があります。


商業施設の入り口、役所のカウンター、病室の入り口等の手洗い場の設置が難しいところにはアルコール消毒液が有効です。

屋外活動やバス、電車の中ではなかなか手を洗うことができませんので、やはりアルコール消毒液は有効です。

災害時、水が貴重な時期はやはりアルコール消毒液が有効です。


以上のような様々な場面での汎用性の高さがアルコール消毒液の強み「水がいらない」ことに繋がります。


メガネ店には必ず手洗い場があります

メガネ店というのは他の小売店と比べて手洗い場や水の流し場が多いです。

テナントで商業施設に入っているメガネ店でも、ほとんどの店舗には水の流し場があります。

メガネはレンズを削って、フレームに入れる「加工」という工程があります。

この「加工」には大量の水を使います。加工の機械を洗浄するのにも水が大量にいるので大型のシンクを店舗に設置してあります。

レンズの細かな造形をするときも水を使った回転ヤスリを使用します。

路面店にはトイレが必ずありますし、お客様用にお茶やコーヒーをいれる設備もあります。

このようにメガネ店はもともと大量の水を扱う仕事です。


そういった体制なのでメガネ用の洗剤でフレームを洗うことは簡単です。

金属製のメガネフレームと眼鏡用のレンズはアルコールが使えるので、加工や型直しをした際には必ず消毒をしています。

アルコールの使えない材質には眼鏡用洗剤をつかって消毒をしています。


もちろんスタッフにも手洗いは徹底しています。常に歩いて数秒のところにシンクがあるので接客後や時間のある時に容易に手洗いができます。


アイアイメガネに限らず、ほとんどのメガネ店でも手洗いは積極的に行っていると思われます。


不要不急の外出は控えてほしい、というのが今の世の中ですがメガネや補聴器は生活必需品です。家でテレビを見るにも読書をするにもメガネは必要です。外出を自粛している今、視力と聴力は生活の質を高めるために不可欠なものとなりました。


お客様が安心してお買い物ができるように、スタッフ一同消毒を徹底してお待ちしております。





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