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夏の車内に眼鏡を置き忘れると

最終更新: 2019年8月3日


連日続く猛暑の影響で眼鏡をダメにしてしまう人が増えています。暑いときに眼鏡の扱いを間違えると、大変な事態を招くことがあります。


ほとんどの眼鏡レンズはプラスティック製

20世紀末まではガラスのレンズが多かったのですが、最近のメガネは99パーセントがプラスティックレンズを使用しています。ガラスに比べて歪みの少ない新設計が使えたり、様々な効果が期待できるコーティングも自由に使えるプラスティックレンズですが、2つの弱点があります。熱と傷です。


プラスティックレンズは熱に弱い

新品のレンズで40度くらいまでが推奨される温度です。それ以上の温度の場所(夏場の車内や焚火のそば)に置いたり、熱湯をかけたりするとレンズ表面のコーティングが痛みます。

プラスティックレンズの表面には何層ものコーティングが施されています。熱が加わるとプラスティックは膨張しますがコーティングはほとんど膨張しません。そのためコーティングに裂け目ができてしまい、冷えた後はレンズ表面にシワができたようなスジ状の跡がのこります。このままでは曇りガラスのような見え方になるので、レンズの交換が必要です。


引っかいたり、こすったり、薬品がついてもダメになる

そのほか、尖ったもので引っかいたり、レンズを乾いた状態でこすったり、洗剤等の薬品がついたまま放置するとレンズのコーティングが剥がれて表面が傷だらけになります。

コーティングが剥がれても使うことはできますが、視界のなかに変な反射が見えたり、外から見るとレンズがギラギラと乱反射したりで良いことはありません。

ガラスに比べるとプラスティックレンズはデリケートにできていますね。


夏の車内にを置き忘れないようにしましょう


この動画のように、夏の車内はプラスティック製品が溶けてしまうような暑さになります。

この時期、お客様のなかには「気が付いたらレンズが曇っていた」という方が増えます。

ずっと車のなかに置きっぱなしで大丈夫だったのにと仰る方もいますが、プラスティックレンズは購入して時間がたつと、どんどん熱に弱くなります。

お風呂で使ったりすると、はじめは何ともなくても年数とともに熱に弱くなり、ある日気づいたらコーティングが剥げていた、なんてこともあります。

サングラスや運転用のメガネを車の中に置きっぱなしにしている人は、猛暑の間だけでもケースに入れて持ち運ぶか、常に顔に掛けておいた方が眼鏡を長持ちさせることができます。




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